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Posted by みやchan運営事務局 at
 

2012年07月30日

組み立て位置を間違わない限り簡単です。

 組み立てと錘

 全体のバランスを取るのに、錘が必要です。微妙なバランスを微調整するのに、ワッシャーを使うことにより細かく設定できます。

 まずは前と下の錘の取り付け方は、ワッシャーより一回り大きく切断した円形のアルミ板を前後に使います。中にワッシャーを挟みます。円形の2枚のアルミ板の中央に穴をあけ、ボルトで締めるようにします。



 カメラ後部の錘は、2本のアルミ棒の左右の幅に合うようアルミ板を使って内部を隠すように折り曲げます。アルミ棒とアルミ板にドリルで穴をあけ、ボルトで固定します。下の画像のような感じで、ワッシャーを最後部に同じようにボルトで固定します。




 ビデオカメラ用と違って、iPhone専用の場合は全体の構造が簡単で済みます。ビデオカメラの場合は、本体の横にファインダーが付いているので、それなりにバランス調整に時間が掛かります。しかし、iPhoneや他のスマートフォンの場合ではファインダーは中央にあるため組み立て位置を間違わない限り簡単でもあります。


*次は、錘の重さとバランス調整です。

つづく 


Posted by 熱中人 at 10:57
 

2012年07月28日

寸法の比率ですが、完璧ではないのでお許しを。

 iPhone用コンパクトビデオカメラ手振れ防止装置を作る場合、まずアルミパイプを曲げなければなりません。最初のころは軽量化するためアル ミパイプを使っていました。加工しやすいのですが、曲げるときにひび割れが発生するのが欠点でした。少しくらいの曲げは大丈夫ですが、90度以上 曲げると亀裂が入り使い物になりません。そこで「アルミ棒」を使うことにしました。

 アルミ棒は1本でも良いのですが、左右の回転を考慮して2本使います。見た目は1本の方がコンパクトで良いと思うのですが、なかなか思いどおりにはいきません。

 下の画像の右のイラスト画は、数々テスト作成した結果の寸法の比率ですが、完璧ではないのでお許しを。前に紹介したように、三箇所に「錘」が装着してあります。この錘は「小さなワッシャー」を使っており、ワッシャーの外側はアルミ板を円形に切断 したもをボルトで止めています。



 iPhoneを固定するところの部品も、やはり同じようにアルミ板を使って作ります。iPhone専用なので、作りがシンプルになります。下の 画像では直角に90度曲げていますが、実際はそのようにはならず角が丸くなっています。



 ジンバルを固定するアルミ板とカメラを固定するアルミ板の間に、バランスを取るアルミ棒を挟みボルトで固定します。後で緩みが発生するのではな いかと思 いますが、最初はこの方法でバランス調整を行います。ある程度ベストの位置を決めてから、不安であれば金属用ボンドで固定します。

つづく 


Posted by 熱中人 at 17:05
 

2012年07月25日

趣味ですから「それもあり」かなと思っています。



 ユニバーサルジョイントを使う

 ビデオカメラ手振れ防止装置を作る場合、ジンバル作成に頭を悩ませることになります。何故悩むかというと、まず作成が面倒くさいのと一応精密 (正確)に作らなければならないからでしょう。適当に作ってしまうと、三軸が正確に回転しないからです。

 そんな厄介な問題を少し解消してくれるのが、ホームセンターで売っている「ユニバーサルジョイント」です。このジョイントは、そのままでは2軸回転しかしないのでボールベアリングを加えます。これで三軸ジンバルになりますが、ジョイントを分解して中に小さなスプリングを取り除かなければなりません。その作業が少し面倒なところです。ユニバーサルジョイントとボールベアリングを使った3軸ジンバルは、簡単なので多くの人が作成しています。




 そしてある程度ジンバルを理解できるようになると、最後にジョイントなどを使わない3軸ジンバルを作成したいと思うのです。この時点でジンバルの動 きや構造も理解しているので、あとは形と材料になります。



 私の場合電動工具が無いので、切断・曲げ・穴あけなど手作業で作成していました。手作業は時間が掛かるのと、正確な切断・穴あけが難しくストレスが溜まります。それに気に入らなければ、また作り直すことになりますが、趣味ですから「それもあり」かなと思っています。

つづく 


Posted by 熱中人 at 17:02
 

2012年07月22日

3軸ジンバルの作成は、ゆっくり正確に作る。

夏休みの友  図画工作シリーズ

 ジンバルを作る

 3軸ジンバルが在ると無いとでは、天と地の差が出ます。それに精度(ゆっくりとした動き)により、滑らかでブレの少ない動画を撮ることができま す。しかし3軸ジンバルはホームセンターでも販売しておらず、やはり「自作」するしかありません。




 下の画像は、シンプルで当たり前みたいなジンバルです。でもこれを作成できるまでには、随分時間と費用が掛かりました。(失敗の連続でした)




 下の画像では、ジンバルの部品が5種類から作成されているのが解ると思います。

 左から、グリップ・ボールベアリング・横回転・左右回転・前後回転

 特に神経を使うのが、アルミパイプに穴を空ける位置が少しずれていると、歪な動きになるので「出来るだけ」正確に穴あけしなくてはなりません。
 こんな場合「工作機械」があると便利だな~と思いますが、そこはグッと我慢します。



 上手く仕上げるコツは、「ゆっくり作る」ことです。私は何故か、その日に全部仕上げてしまおうというせっかちな正確なので、よく失敗をします。 たとえば今日はドリルを使って穴を空けるだけとか、アルミ材の切断だけとかとかにしとけば失敗は少ないと思います。

 ジンバル作成は、バランス調整と同じぐらい重要な作業です。

つづく
 


 

2012年07月21日

最初は簡単に安く作りたいと思うのですが.......

夏休みの友  図画工作シリーズ

既製品の部品では重くなる。

 この手のものを作ろうとすると、まずホームセンターに行き部品の調達をします。頭の中である程度仕上がりイメージを元に、使えそうな部品を探索 します。しかしそのほとんどが金属製なので、結構な重さになってしまいます。それは「組み立ててから解る」のです。

 最初はどうしても、既製品のものを使うのがオキマリの行動になります。その理由は、出来たら簡単に安く作りたい、いや簡単に既製品の部品で出来 るのではないかと思うのです。しかしそのような部品を買い集めると、すぐ4000円くらいの金額になってしまいます。
 その金額でまともに出来れば良いのですが、これがなかなか最初は出来ないのです。(出来上がりのデザインは、合体ロボみたいになりがちです)理由としては、バランスと組み立てる材料などが関係してい ます。

 下の画像は、「アルミ製の電気スタンド」を使って作成したものですから参考にはなりません。これはビデオカメラ用ではなく iPhone 専用 に作成したものですが、 とても軽くて長時間撮影していても苦にならない重さになっています。



 たかが、スマートフォン専用としては大きいのではとお思いでしょうが、なかなかどうして「ゆ~たりとした動き」が気に入っています。

 下の画像は、「折りたたむこともできるんだぞ~」という画像です。



 アルミ材は加工しやすく、特別な道具も必要ありません。
 ドライバー、カッターナイフ、はさみ、ペンチ、手回しドリル、やすりなどがあれば作成・加工できます。



 材料としては、
  
  アルミ板・アルミパイプ・アルミ棒・アルミリベット   
  ボルト・ワッシャー・ナット・錘用ワッシャー
  金属用ボンド・それと大事な「ボールベアリング」など

 

次回は、ジンバルの作り方です。


つづく
 


Posted by 熱中人 at 11:08
 

2012年07月19日

夏休み工作シリーズ ビデオカメラ手振れ防止装置

夏休みの友  図画工作シリーズ

ビデオカメラ手振れ防止装置

 ビデオカメラで三脚を使わず「手持ち撮影」すると、どうしても「ブレた動画」になってしまいます。最近の映画やTVドラマなどでは、逆にあえて臨場感やリアル感を演出するのにブレを強調した場面が多くあります。
 家庭で撮る子供の成長日記などのホームビデオでは、「ブレは当たり前」となっていますが、ほんの少し手間をかけるだけでブレの少ないビデオ動画を撮ることが出来るのです。

 下の左の画像は、有名なビデオカメラ手振れ防止装置です。この装置は小型で軽量、その上微調整次第で「映画並み」のブレのないスムーズな動画を撮ることができる?代物です。

 下の右の画像は、同じメーカーのスマートフォン専用のものですが、価格がそれなり高価?です。左の物は約10万円、右のものは約2万円前後とカメラオプションとしてはちょっと考えてしまう金額です。

 問題は金額のこともありますが、使用頻度つまり年間どのくらい使用するかも考えなくてはなりません。当然買った当時はよく使いますが、そのうち「飽きてくる」のが一般的なストーリーです。仕事で撮影するのであれば良いのですが、個人の趣味で使うには勇気?が必要です。



買うのではなく「作ってみよう」つまり「DIY」です。

 ビデオカメラ手振れ防止装置は、世界中の人たちが趣味でDIYしています。動画サイトYouTubeなどに沢山の作成方法や撮影風景などがあります。つまりそれだけ興味をそそる代物なのです。その理由としては、装置の仕組みが「シンプル」というのもあります。

 下の画像は、ビデオカメラ手振れ防止装置の「簡単な仕組み」と思ってください。カメラを安定するのに、前の錘と下の錘でバランスを取っています。この基本的?な形が世界中のDIYの皆さんがお手本?としている形です。



 行き当たりばったりの作成方法では、余計な材料を買い込むことがあります。私もそうでしたが、作成のノウハウが無いつまり素人だからです。素人が「既製品」と同じ物を作ろうなんて、トンデモナイ話です。
 まずは何故バランスが取れて、何故カメラが安定するのか?から始めなくてはなりません。

バランスを考える

 4~5年前から悪戦苦闘して解ったことは、既製品のデザインや材質に神経質にならないことです。既製品は、「販売」を目的とした作りになっており、趣味で作る場合と異なります。

 下の画像は、上の画像と異なるところがあります。それは、カメラの後部に錘が追加されています。カメラは、「A」と「B」の中間に設置してあります。
 理由としては、カメラ自体の安定感を「B」と「C」の錘だけで安定させるのには「無理」があるからです。そのために「C」の錘を多くしなければならず、必然的に全体が重くなります。

 「C」の重さで「揺れ」を減少する行為は、初心者が「まずヤッテしまう」行為です。私も最初は、その方法で作成しておりました。(ワッシャーの枚数が多くなり必然的に重くなる)



 次回は、「アルミ材とバランス調整で軽く作る」です。

つづく
 


Posted by 熱中人 at 21:28
 

2012年07月11日

カットアウトは、極端に画風を変えることができる。


 写真から線画を抽出するときに、「カットアウト」を使って「ゴミ」を削除することが出来ますが、うまく使うと面白い画風を作成することが出来ます。 

 つまり個性ある画家が描いたような、「上手いのか下手なのか解らないような画風」を簡単に作成出来るということです。

 下の画像はご存知のように、手描きイラストではありません。1枚の写真から輪郭を抽出し、カットアウト処理したものです。このような雰囲気のイラストを描こうとなると、ちょっとやそっとの絵心のある方でも難しいのではないでしょうか。それに「10秒以内で描く」のはまず、無理でしょう。




 しかし、「カットアウト処理」にも問題があります。それは数値の設定次第で、意味不明な画風になることがあります。中には写真や線画の質感も関係があり、出来るだけ線画品質の良いものお薦めします。



 Photoshopの「カットアウト」は、線画を加工するには面白いフィルターです。普段はめったに使わない(ほとんど)フィルターですが、作業内容によっては超面白いフィルターです。

 下の画像は「ラフな水彩画風」で、手馴れた画家かイラストレータが描いたような雰囲気ですが、これも10秒程度のスピードで作成できるオリジナル「アクション」を使って作成したものです。



つづく
 


Posted by 熱中人 at 20:21
 

2012年07月09日

スケッチアーツアクションの「にじみのあるペン画風」。

 スケッチアーツは、絵が苦手な人でも「プロ級のデッサン画」を10数秒で作成出来るというのがコンセプトです。その中のひとつに、「にじみのあ るペン画風」というのがあります。

 前回のアメコミ画風のカッチリした線画ではなく、「ラフな感じの線」になっており、「にじみ」がポイントになっています。基本的な線画抽出はア メコミ画風の方法と同じですが、途中に「カットアウト」などを使用しています。 



 このにじみのあるペン画風も、アメコミ画風と同じような線画抽出をおこないますが、その後の処理方法が若干違います。




 下の画像は、上の画像に「カットアウト処理」をしたものです。見てお解かりのように、「必要の無いゴミ」が削除されています。しかしカットアウトの数値によっては、右の画像のようになってしまいます。カットアウトは細かいゴミを削除してくれますが、うまく調整できないと目や鼻それに口などを削除してしまうので注意が必要です。




 線画抽出がうまく出来て、カットオフもうまく出来れば後は「にじみ処理」になります。

 雰囲気としては、少し湿った画用紙にブルーのインクで描いたように見えなければなりません。そのためには Photoshopのフィルターを駆使します。



 描かなくても、手描きのイラストに見えるところがスケッチアーツの面白いところです。

つづく 


Posted by 熱中人 at 16:16
 

2012年07月01日

ギザギザした輪郭をスムーズ(滑らか)にする。

 抽出した線を「線画っぽく」見せるには、ギザギザした輪郭をスムーズ(滑らか)にしなくてはなりません。ここのところが「アメコミ画風」のポイ ントになります。簡単な方法として、ギザギザの線をぼかしてコントラストやレベル調整でかなりそれらしくなります。



 前回のつづき

 下の画像では、解像度を2倍に拡大して2階調化などを繰り返しながら線画を線画を滑らかにしています。



 とにかく第一工程が輪郭抽出、第二工程が線画のスムーズ化。そして黒の部分の作成になります。

 ベタ(黒の部分)は、元画像を2階調化するだけの簡単工程ですが、線画とベタのバランスを注意しなければなりません。



 
そして、几帳面に描かれたデッサン画やアメコミ画に飽きてくると、少し変わった雰囲気の画風に意欲が沸いてきます。



 次は「にじみのあるペン画風」です。

つづく