2010年01月29日
ビデオカメラ用スタビライザー作成
ビデオカメラ用スタビライザーを作成する場合、本体をできるだけ軽く作ることにより撮影中の腕や手首の負担をなくしてくれます。
今回も材料は、錘とボルトナット以外はすべてアルミです。
20cm×20cmのアルミ板(厚さ1mm)それに長さ100cm幅25mm厚さ2mmのアルミ板。
ボルト・ナット・ワッシャー(直径30mm)、ユニバーサルジョイント、ベアリング。
写真説明 Aは左右のバランス、Bは前後のバランス両方とも最大20mm移動可能
作業中に時間が掛かったのが、バランスの微調整するため可動式の部品作成でした。
切ったり曲げたりと部品は小さいのですが、家庭用の道具では思ったように出来なくて時間がかかりました。
つづく
Posted by 熱中人 at 16:06
2010年01月28日
すごく簡単なカメラスタビライザーの作成
このタイプは、ベアリングを使わないで浮遊感を得る作りになっています。
前回のタイプは、カメラの位置がアルミパイプの方向に向いていましたが、今回のタイプは90度横を向いています。そしてパイプの長さが40cmから100cmと長くなっています。カメラを取り付ける部分の部品は前回と同じ作り方です。
なぜベアリングを使わないでブレないのかの疑問ですが、それは100cmに伸びたアルミパイプが、左右に回転しようとする運動を回転しにくくするため、回転によるブレが目立たなくなるのです。
このスタビライザーは、簡単な原理なので作りやすいと思います。ぜひお試しください。
つづく
Posted by 熱中人 at 11:29
2010年01月27日
初めて作ったカメラスタビライザー(2007)
この頃はスタビライザーの知識が無く、ただ上にカメラを取り付け下に錘を付けただけのものでした。当時はこれでも、今までとはちがう動画を撮ることができたので興奮したのを覚えています。三脚を解体して必要な部分を使い、錘は壊れたノートパソコンのバッテリーを、強引にビス止めして中間くらいにクッションを巻いているだけのものです。これで歩きながら子供を撮影したりして、これは便利な道具だと関心していました。今、当時の動画を見直してみると「ヒドイ」ものです。
そのうち、YouTubeで「DIY Stabilizer」で検索してすると世界中のマニアの人が、いろんな発想とデザインで作成している動画を見ることになり、それからホームセンターなどへ行き、材料を買ってきては試作に明け暮れる日々が始まるのでした。
つづく
Posted by 熱中人 at 12:57
2010年01月26日
iPhone Stabilizer
まず、iPhoneにはカメラを固定する三脚用の穴がないので、カメラの台座を新たに作り変えなければなりません。
写真では、挟み込むように作っていますが、この段階では歩行時の振動によりカメラ自体が微動してしまうのでお奨めいたしません。
下の図は、同じように上下で挟むことにより固定できるようになっています。これだと少し乱暴に走っても落下することはないでしょう。
簡易ジンバルを取り付けてみました。
このタイプ(まだ試作段階のもの)は、フィンガータイプ(親指と中指)ではなく、ローリングとピッチングの動きを滑らかにするため、簡易ジンバルを取り付けてみました。しかし、長所と欠点があります。フィンガータイプでは、撮影中ある程度自由な角度設定ができ気楽に撮影が出来ていましたが、簡易ジンバルを付けることにより自由な角度設定ができなくなり、ちょっと窮屈な撮り方になるのが欠点です。確かにローリングによるゆらゆらとしたブレは減少します。
Posted by 熱中人 at 14:28
2010年01月25日
スタビライザーの部品を組み立てる。
組み立て済みの写真
ジョイントの形状が写真では別のジョイントを取り付けています。
ベアリングは、中央に仮止めしときます。このとき、上の重さと下の重さが同じになるよう錘の調整をしてください。
左右のバランスをとる
親指と中指でベアリングを軽く挟み、左右に倒れるようでしたらカメラを左右に微動しながら中央に停止するまで調整します。
上下のバランスについて
図の左
全体を前に90度倒して、中心部分から左に1cmのところにベアリングを仮止めします。
そのベアリングを親指と中指で軽く摘み、元の位置に戻る秒数を計ります。3秒より早ければ、ベアリングを右の方に移動します。3秒より遅ければ、ベアリングを左の方へ移動します。ゆっくり2~3秒位で元の位置に戻るように設定してください。
これで一応撮影が出来ます。
つづく
Posted by 熱中人 at 14:08
2010年01月24日
ビデオカメラスタビライザーテスト#01
手作りのビデオカメラスタビライザーで、どのくらいまでブレを減少できるかとテストしてみました。
左上から
1)ローラースケートをする子供を、スタビライザーを使って撮影(近所)
http://www.youtube.com/watch?v=LSb10HwNKpg
2)車の中からスタビライザーを使って撮影(木花)
http://www.youtube.com/watch?v=YM5j-7chq9s
3)林の中の風景をスタビライザーを使って撮影(一ッ葉近辺)
http://www.youtube.com/watch?v=1GjUQMh2LaM
4)iPhone用スタビライザーの組み立てから撮影まで(英国館)
http://www.youtube.com/watch?v=sIdP8Njc9Ik
つづく
左上から
1)ローラースケートをする子供を、スタビライザーを使って撮影(近所)
http://www.youtube.com/watch?v=LSb10HwNKpg
2)車の中からスタビライザーを使って撮影(木花)
http://www.youtube.com/watch?v=YM5j-7chq9s
3)林の中の風景をスタビライザーを使って撮影(一ッ葉近辺)
http://www.youtube.com/watch?v=1GjUQMh2LaM
4)iPhone用スタビライザーの組み立てから撮影まで(英国館)
http://www.youtube.com/watch?v=sIdP8Njc9Ik
つづく
Posted by 熱中人 at 11:31
2010年01月23日
スタビライザーの作成
上記の写真 材料(コンパクトデジタルカメラ用)
1) アルミポール (直径15mm~25mmの100cmのものを60cmと40cmに切断する)
2) ボールベアリング(金属)内径が16mm~24mm位
3) アルミ板(20cm×20cm、厚み1mm位)
4) 中・小のネジ(10本程度)
5) ポール留め金(金属)アルミポールに合わせる
6) 瞬間接着剤(ゼリータイプ)
7) クッション(薄手)
8) 錘(5円玉20枚程度)
9) 手動・電動ドリル
10)ドライバー・ペンチ・はさみ・ヤスリ
などを用意する。
部品の組み立て
上記のイラストを見て、これでブレない動画が取れるのか?と疑問に思うかもしれません。このシンプルなスタイルは、軽量であり部品も少なく、加工も簡単なのが特徴です。片手で保持するので、出来るだけ軽いほうが長時間撮影しても肩や腕に負担をかけません。しかし、アルミポールと錘それにカメラの重さがあるので、缶コーラと同じ重量にはなります。
このスタイルは、コンパクトデジタルカメラ専用としてデザインしていますので、たとえばこのスタイルでビデオカメラを取り付けた場合には、重量が倍増するので、親指と中指だけで保持するのは無理があります。3分も持っていられないでしょう。ビデオカメラ編は、デジカメ編の次に掲載いたします。(お楽しみに)さて、このスタイルの特徴は、ベアリングの位置が縦の長さの中央が支点になっていています。
下に40cmのアルミポールを配置し、その両端に錘を付けます。ベアリングが中央になるように、両端の錘の調整をする必要があります。この両端に付けた錘がピッチング(上下にふる揺れ)を減少してくれます。
つづく
Posted by 熱中人 at 12:00
2010年01月22日
カメラの揺れを制御する。
*ローリング(横揺れ) *ヨーイング(左右にふる揺れ) *ピッチング(上下にふる揺れ)
親指と中指だけでは限界があります。それは、撮影中にヨーイングによるブレが生じることです。
ローリングとピッチングは親指と中指で制御できるが、ヨーイングは歩くたびに発生します。
これは歩くたびに回転しようとする運動を親指と中指で強制的に止めようとするために発生するものです。
これも気になるブレの原因でもあります。ピッチングとローリングはゆっくり動くのでそうでもないのですが、ヨーイングだけは気になります。ヨーイングのブレを無くすには、ベアリングが必要になります。ベアリングを親指と中指で保持することにより、簡易的にジンバル(ある程度フリー状態)の役目をします。しかし、そこまで気にしないのであれば、親指と中指で棒を保持するだけでも、ある程度のスムーズな動画を撮ることはできます。
腕による振動吸収。
コップの水を溢さないように保持して歩く練習が必要?
何故そこまでする必要があるのかと思うでしょう。でも歩きながら又は小走りでの撮影では、結構カメラ自体は揺れています。
映画などではバネを使った装置で振動を吸収していますが、ホームビデオなのでカメラを保持している手首や腕の関節などで振動を吸収する必要があります。
そこで、コップの水を溢さないように保持して歩いたり、小走りしてもできる限りコップの水がこぼれないように歩くことや、画面がふらつかないように真直ぐ歩く練習も必要です。さらに親指と中指に神経を集中しながらの撮影も必要かと思います。
ただ保持するだけでブレを減少することは難しい代物です。業務用の場合でも、1週間位メーカーでのトレーニングを必要とされているので、アマチュアの方もそれなりの練習が必要かと思います。
つづく
Posted by 熱中人 at 11:50
2010年01月21日
上下のバランスが基本
幾つかある原理の中の一つをマスターしましょう。用意する物は、一本の棒(60cm位の物)を用意します。
棒の中心支点に印を付け、親指と中指で軽く摘みます。すると左右のバランスが取れているので、静止した状態になっています。その中心支点から1cm左の方にも印をつけ、同じように親指と中指で軽く摘むと棒がゆっくり(2秒から3秒位)と立ち上がります。このゆっくりがブレ減少になるのです。立ち上がった棒を持ちながら、前のほうに歩いて見ると立ち上がった棒は何故か静止したままの状態の筈です。このようにバランスを保つことにより、歩きながら撮影してもぶれない動画が撮れるのです。
簡単に言えば棒の上にカメラを付け、棒の下にカメラと同じ重さの錘を付ければブレないことが確認できます。
上記の図で、Aは全体の重量を軽くするため錘を軽くしたため支点が上部になっています。Cの場合は、錘が重いため支点が下になっています。Bの場合、カメラの重量と下の錘が同じ重量なのでほぼ支点が中央(中心支点から1cm上)になり、理想のバランスになっています。保持する位置は、カメラと錘の中心の位置(中心支点から1cm上)で流れるような動画が撮れるようになります。
つづく
Posted by 熱中人 at 13:02
2010年01月20日
ブレのない安定した動画を撮るには。
ブレの少ない動画を撮るのにはどうしたら良いのでしょうか。
一般的には、一脚や三脚を使えば良いのですが、歩きながら人物(特に子供の成長記)や風景などを撮る場合には、どうしても手持ちでとることになり酔ってしまいそうな動画になっています。
映画などの場合、特殊な機材を使って流れるような映像をよく見ます。これは、歩きなながら撮影してもブレない機材を使って撮影してるからです。
TVの報道番組などで、被写体を追っかけながら撮影したものなどは、臨場感はありますが、プロのカメラマンでさえブレのある動画になっています。
しかし、できることならブレの少ない映画みたいなホームビデオを撮りたいものです。
ということで、振動安定装置というものを作ることにしました。動画サイトYouTubeでは世界中のマニアの方々が、ユニークな振動安定装置を自作している動画が数多く掲載されています。
安定装置の原理が解れば、安くて(2,000~3,000円程度)少ない材料で作成することが可能です。
Posted by 熱中人 at 12:38
2010年01月16日
プロ級のスケッチ(デッサン画)作成ソフトです。
スケッチアーツのスケッチ風(デッサン画)のクオリティは、他の「線画抽出ソフト」と比べて、
グラフィカルで高画質・高精度だから、業務用としても活用することができます。
スケッチアーツの描画精度は、他の「類似ソフト」と比べれば高精度ということが判ります。
プロ級のスケッチ(デッサン画)作成ソフトです。
スケッチアーツは、Adobe PhotoshopのActionプラグインです。
単体で使用できないところが気になりますが、仕上りイメージを見たら、納得してもらえると思っております。
Adobe Photoshopプラグインソフト「スケッチアーツ」は、店頭では販売いたしておりません。
通信販売のみの販売となっています。
スケッチアーツについてのお問い合わせ及びご購入については、
iwted@miyazaki-catv.ne.jp までお願いいたします。
Posted by 熱中人 at 16:47
2010年01月15日
スケッチアーツは、デジタルを使ったスケッチ用具です。
スケッチアーツの特徴は、スケッチブックや絵具などを必要としない、デジタルを使ったスケッチ用具です。
今までは、絵心があるとか、美術が好きだとか、専門的に絵画を学んだ人たちでなければ描けなかった、人物や風景及び静物などを、一瞬(10秒程度)でスケッチ風(デッサン画)に仕上げてくれる、とても便利で軽快なソフトです。
もう、荷物になるスケッチブックや絵具などを持って、現場に行かなくてもいいのです。
スケッチアーツは、デジタルカメラを使ってスケッチしたい風景を撮影し、
自宅のパソコンを使って、一瞬にしてスケッチ風(デッサン画)を作成してくれます。
もちろん線画だけでなく、カラーの作品を作ることもできます。
Posted by 熱中人 at 11:55
2010年01月14日
アドビフォトショップで使えるプラグインソフト(アクション)
複雑なフォトショップでの作業をアクションにしたのが、スケッチアーツのアクションです。
フォトショップの中にも、色々な効果をもたらすプラグインソフトが入っていますが、
スケッチアーツのように、人物の眉毛やまつ毛、髪の毛の質感まで詳細に描画するソフトは残念ながら、フォトショップでは採用されていません。
スケッチアーツは、あざやシミまで驚きの描画能力で、手描きでは表現できない部分までリアルに描画します。
しかも、印刷物やポスターなどに利用できるので、クリエイティブな制作及び作品作りに可能性をもたらすでしょう。
Adobe Photoshopプラグインソフト「スケッチアーツ」は、店頭では販売いたしておりません。通信販売のみの販売となっています。
スケッチアーツについてのお問い合わせ及びご購入については、
iwted@miyazaki-catv.ne.jp までお願いいたします。
Posted by 熱中人 at 10:49
2010年01月13日
スケッチアーツは、手描き以上の描画能力を表現します。
今日まで、人物や風景など写実的に描くには、やはり基本から学ばなければそれなりのもは描けないと言われてきました。
プロの画家やイラストレータの人でも、写実的に書くとなると筆も止まるのではないでしょうか。それほどリアルに描くということは、やはり時間と技術とそれに才能が必要なのです。
そのような呪いかかった呪文を、スケッチアーツは解き放ってくれます。
スケッチアーツは、経験やデッサン力などを必要としません。
ただ、お気に入りの写真を用意して、ワンクリックするだけでプロにも引けをとらない絵画やイラストを作成することができます。
10秒以内で、手描き以上の描画能力を提供いたします。
スケッチアーツのお問い合わせは、 iwted@miyazaki-catv.ne.jp まで。
Posted by 熱中人 at 16:36