2010年07月30日
特製「旨味調味料」を使ってみる。
料理を作るときの調味料の中に、旨味調味料というのがあります。もう少し味を調えたいときに便利な調味料です。
そこで、スケッチアーツの描画にもう少し手描きの雰囲気をだすために、「旨味調味料」を作成しました。
スケッチアーツだけでも手描きの雰囲気は出てますが、もう少し手描きの雰囲気を濃くしたいときに便利な「旨味調味料」です。まあ色々とご意見はあると思いますが、そこのところグッと堪えて笑ってやってください。
使用方法は、まず最初にスケッチアーツ処理をした後に「旨味調味料」処理をします。結局スケッチアーツのアクションと「旨味調味料」のアクションの2種類を1つの画像に使用するわけです。
どのように変わるかと言いますと、上下の画像で解ると思いますが、まず線が柔らかくなっています。それにシャドウも若干ですが出ていて、線の上を指で擦ったような雰囲気がでていて、硬かった処理前の線からすると大幅に手描きの雰囲気が追加されています。
つづく
Posted by 熱中人 at 13:20
2010年07月30日
マニアックだけではないSketch Arts.atnの表現力
スケッチアーツは、面倒くさい作業工程をアクションにして、ワンクリックで瞬時にスケッチ画を作成できるようになっています。Sketch Arts.atn_inは、Adobe PhotoshopやAdobe Photoshop Elementsですぐに使用できます。
もう1つのSketch Arts(IR)は、Adobe ImageReadyで使用できる「ドロップレット」形式で作成されています。
スケッチアーツの用途が特殊なのか、それとも専門的(絵画・イラスト・デザイン..)な分野なのか、何故か一般の方はあまり興味が無いみたいです。しかし興味が無い人や絵が描けない人でも、クリックするだけでプロが描いたようなスケッチ画を作成することが出来るのが「スケッチアーツ」なのです。
さらに、グラフィックデザイン関連の仕事されている方や、イラスト作成を仕事にされている方、またはイラストなどを勉強されている方たちにとって、とても面白いソフト?だと思います。
しかしスケッチアーツを使用するには、PhotoshopやPhotoshop Elementsなどが必要なので、ちょっと考えてしまうところもありますが、とにかくスケッチアーツを使えば達人になれるかもしれません。
つづく
もう1つのSketch Arts(IR)は、Adobe ImageReadyで使用できる「ドロップレット」形式で作成されています。
スケッチアーツの用途が特殊なのか、それとも専門的(絵画・イラスト・デザイン..)な分野なのか、何故か一般の方はあまり興味が無いみたいです。しかし興味が無い人や絵が描けない人でも、クリックするだけでプロが描いたようなスケッチ画を作成することが出来るのが「スケッチアーツ」なのです。
さらに、グラフィックデザイン関連の仕事されている方や、イラスト作成を仕事にされている方、またはイラストなどを勉強されている方たちにとって、とても面白いソフト?だと思います。
しかしスケッチアーツを使用するには、PhotoshopやPhotoshop Elementsなどが必要なので、ちょっと考えてしまうところもありますが、とにかくスケッチアーツを使えば達人になれるかもしれません。
つづく
Posted by 熱中人 at 09:21
2010年07月29日
線に「かすれ」や「ぼかし」を加えて、デッサン画を作成する。
写真を使ってスケッチ画を作成するには、大まかに2つの問題に突き当たります。その1つは写真を線画にしなくてはなりません。輪郭抽出方法もいろんな方法がありますが、簡単な方法としてフィルターの「コピー」があります。
このフィルターの「コピー」も、調整次第でそれなりのものが出来ます。ちょっとしたものには便利ですが、最終的な仕上がりのことを考えると無理がありました。そこで独自な方法でもありませんが、個人的な作成方法で作成しました。
その2は、抽出した線画を「デッサン・イラスト画風」にしなくてはならないことです。よく線画抽出だけで、スケッチ画が出来上がりましたというのがありますが、大事なのは抽出後の処理方法なのです。
いかにもプロが手馴れた感じの手描き風のデッサン画やイラストに見えなくてはなりません。写真から輪郭を抽出しているわけですから、正確なものができるのです。線に「かすれ」や「ぼかし」を加えることにより、リアルな手描き風のデッサン画やイラスト画を作成することが出来ます。
アナログの写真をデジタルし、それをデジタルでアナログ風にするわけですから、結構厄介な作業でもあります。しかも実際に描くとなると、なかなか描けるものではありません。それも「ダビンチ」みたいなデッサン画なんてとんでもないことですが、私が作成したAdobe Photoshop actionの「Sketch Arts.atn」は、ワンクリックでプロが描いたようなデッサン・イラスト画を3秒から5秒で作成してくれます。
※Adobe Photoshop actionの「Sketch Arts.atn」のお問い合わせは、
iwted@miyazaki-catv.ne.jp まで
つづく
Posted by 熱中人 at 14:39
2010年07月28日
スケッチアーツは、アートの分野での作品作りでも。
スケッチアーツは趣味の世界だけではなく、アートの分野での作品作りにも活用することができます。アートとして作成するにはまず、大きさと解像度の問題が気になりますが、それはお好みによって微調整できるようになっています。それに、100cm×150cmのポスターを作成することも可能です。
スケッチアーツのもう1つの例として、線画で描かれたものを線画で描画できることです。線画から線画?とお思いでしょうが、これがまた面白いのです。特にアニメーションでは、まだアイデアの段階で作成されたような雰囲気のアニメーションを作成することもできます。(マニアックですか?ね)
つづく
Posted by 熱中人 at 15:05
2010年07月27日
Adobe ImageReadyでスケッチアーツを使う
Photoshopで作成したアクションは、ImageReadyでは使用できないようになっています。しかし、ImageReadyでアクションは作成できるのです。しかも「ドロップレット」形式で保存すれば、他のImageReadyに取り込めます。
保存形式は、XXXX.exeとなり、ダブルクリックでアクションが表示されます。最上部の「バッチオプション.....」をドラッグして、ImageReadyのアクション欄に挿入すれば使用できます。何故 XXXX.atn ではないのか解りませんが、Photoshopと同じようにスケッチアーツのデッサン画・イラスト画を作成することが出来ます。
問題は、PhotoshopではなくImageReadyで作成しなくてはならないことです。それに「フェード」や微妙な調整がImageReadyでは省かれているところも気になるところです。
つづく
Posted by 熱中人 at 16:25
2010年07月24日
Leawo Video2FLV を使って見る。
FREEの動画ダウンロードソフトは色々ありますが、私の場合はYouTubeの映画予告編のダウンロードしか使わないので、ダウンロードソフトは使っておりません。そのかわり、IEブラウザの中のTemporary Iinternet Fileに残っているファイルを使用します。
[Temporary Iinternet File]
しかし、mp4ファイルだったらQuickTimeで開けるのですが、上記のファイルをコピーしただけではQuickTimeでは開きません。(他に方法があるみたいですが)
そこで色々テストした結果、 Leawo Video2FLV を使って見るとうまくできました。変換に少々(2分?)時間を要しますが、QuickTimeProのイメージシーケンス(画像)書き出しが出来るようになるので重宝しています。
方法は簡単です、Temporary Iinternet Fileの中の「videoplaybak?ip=........」ファイルをLeawo Video2FLVにドラッグするだけで、お好みのファイルフォーマットに変換してくれます。
個人的には上記のフォーマットで事足ります。
映像と音声のちょっとした微調整も出来るのもいいです。
つづく
Posted by 熱中人 at 23:40
2010年07月22日
1280px(HD)サイズの描画テスト
今までは480pxの動画でテストしていましたが、今回から1280px(HD)サイズの動画を使ってのテストになります。さすがに大きいサイズの画像の描画では、やはり鮮明さはありますが、少し線が細くなり全体に精細気味になるなるのが欠点。
静止画用スケッチアーツでテストしてみると、サイズは同じでも写真と動画の画像では、やはり動画の画像の方が鮮明度は低いようです。
いつもの480pxの動画よりは良いわけで、うまく調整し直せばもっとリアルな線画になると思います。しかし、元の動画と同じようになっても面白くないわけで、そこのところが難しく、又面白いところでもあります。
ココ最近は、ハーフトーンパターンのドットを使うことにより、立体感と奥行きが出るようになりました。その前まではカラーをモノクロにしたものを線画と合成していました。まあそれも良いのですが、こちらの方が何故か見栄えが良いように思えます。
描画の線を太くするにはやはり、元画像を処理のいちばん最初に「0.5~1ピクセルぼかす」必要があるかな?と考えておりますが、これまたテストを繰り返さなければなりません。
つづく
Posted by 熱中人 at 21:56
2010年07月21日
C_comic B&Hのメイキング
Sketch Arts movie.atn の C_comic B&Hの作成方法として、YouTubeの映画予告動画をダウンロードします。短いのもあれば、長いもの(10分)ものもありますが気にしなくてダウンロードします。
ダウンロードの方法はいろいろありますが、私はYouTube ダウンロード http://download.youtube-jp.biz/ を使ってダウンロードしております。Quick time Pro を使うので、ダウンロードの拡張子は「mp4」にチェックしダウンロードします。
ダウンロードした動画のサイズは、左右480ピクセルが多いようです。そのような小さなサイズで大丈夫?とお思いでしょうが、そうなっているので仕方がないのです。そのサイズと解像度を考慮してのC_comic B&Hの初期設定になっています。
mp4フォーマットでダウンロードした動画をQuick time Proで開き、お好みの画面1コマをコピーし、Photoshopに新規→ペースト→画像の統合します。
ここからが面倒くさい線画抽出の作業に掛かるわけです。
納得するアクションが出来たら、動画の必要な部分を新規プレーヤーにペーストします。そしてQuick time Proの書き出し方法として、「イメージシーケンスで書き出し」ます。
アクションのC_comic B&Hを選択し、自動処理→バッチ処理→画像ファイルを設定すれば後は「お・ま・か・せ」です。
ダウンロードした動画のサイズは、鮮明度は別にして大体これぐらい(480px)のサイズです。
普段の線画抽出精度は、このような感じですが「アメコミ風」となると作成方法が違ってきます。
白と黒がハッキリした感じにする必要があるので、最後に「ポスタリゼーション」「3」を使用します。作業時は、1600pxに拡大して行いますが、線画抽出が終わったら、1100pxに縮小します。
カラーの元画像に「ハーフトーンパターン」を使用します。(%はお好みで)
線画とハーフトーンパターンを合成する場合、ハーフトーンパターンの方を少し薄くすることにより、暗くなっていた部分が表示されます。OKであればレイヤーを統合します。900pxに縮小してアンシャープマスクを使用。
モノクロでも良いのですが、今回は濃紺にしてみました。
背景の濃紺の線画の上に新規レイヤーを作成、オレンジ系の色を塗りつぶし(通常)、不透明度20~40%に設定。ノイズ(10~20%)、そして画像の統合。
この作業工程をアクションに記録します。
つづく
Posted by 熱中人 at 15:56
2010年07月18日
C_comic B&H の「良いとこ」だけ説明いたします。
Sketch Arts movie.atn のお仲間の C_comic B&H の良いとこだけ説明いたします。C_comic B&H は、線画とハーフトーンパターの組み合わせで成り立っています。カラーハーフトーンやこのハーフトーンパターンの場合の線画は、いつものソフトな感じではなく、アメコミ風にペンで書いたように見えなくてはいけないので、逆にハードな輪郭線になっています。
元々輪郭抽出の設定が良かったのか、元動画が良かったのかわかりませんが、個人的には「まあまあ」な輪郭線が表れています。特に注目するところは、ハーフトーンパターンが程よく立体感や奥行きを出しているところでしょう。
それに、ダンボール風のバック地に簡素な暗い紺色と、少し「かすれた」感じがたまりません。
方法としては、背景の線画に暗い紺色「塗りつぶし」→「スクリーン 100%」で着色し、レイヤー1を作成してオレンジ色で普通に塗りつぶします。レイヤーの%を50%に設定、最後に「ノイズ 20%?」に設定すればOKです。
このような感じの画風はラブコメ系ではなく、ハードボイルド系かホラー(恐怖物)系に向いているではないかと思います。
C_comic B&Hは、何でもうまく描画してくれるとは限りません。その理由としては、元動画の精度に左右されるからです。少しボケたものであれば、線画が太くなり、鮮明すぎると線が細くなってゴチャゴチャした感じになります。
ボケた動画はどうしようもありませんが、シャープな動画にはアクションの1行目に「ぼかし 0.2~0.5%」を挿入すればうまくいくと思います。
つづく
Posted by 熱中人 at 23:15
2010年07月17日
スケッチアーツムービーを13種類にまとめて見ました。
随分長い間テストを繰り返し、ようやく一段落付くことになりました。熱中していた間に数も多くなり厳選した結果、下記の13種にまとめて見ました。
線画のみが6種類、カラータイプが4種類そしてカラーハーフトーン2種類、それにハーフトーンパターンの1種類です。
シンプルな作業工程
1) QuickTimeProを使って動画をイメージシーケンスで画像(連番付)
(jpeg)書き出し保存
2) PhotoshopとSketch Arts movie.atnでスケッチ画処理(バッチ処理)
3) QuickTimeProを使って 画像(連番付)をイメージシーケンスで取り込み
4) QuickTimeProでムービー保存(高画質)
5) Leawo Video2FLV Converterで
xxx.mov(例:1G) を xxx.flv(例:30.3MB) に変換
6) YouTubeへアップロード(音楽はYouTubeで)
つづく
Posted by 熱中人 at 18:31
2010年07月16日
カラーハーフトーンとハーフトーンパターンの組み合わせ。
動画作成時では、まだポスタリゼーションの調整をしていなかったので、色数が多くモアレが表示されています。
アメコミの画風は、日本の漫画と違ってキャラクターが誇張されてなく、リアル感があるからでしょうか憧れます。特にカラーハーフトーンを使った色使いも良いのですが、全体の線画のレベルの高さもありますが、何故かカッコイイのです。
そのような憧れもあって、現在夢中(進行中)になっております。それにはまず、スケッチアーツ処理の線画抽出が役立ちます。スケッチアーツの場合、スケッチやクロッキー画として柔らかめの線画でしたが、アメコミの場合ではペンで書いたような硬めの線が必要です。
最初は線画とカラーハーフトーンだけで作成していましたが、今回はその中間にモノクロのハーフトーンパターンを入れることにより、立体感と奥行きを表現できるようになったと思います。
線画とハーフトーンパターンだけでも、それなり見栄えのいい画像になりますが、お好みの色に変えることにより雰囲気も変わります。
お好みの色に変える方法は、色を選び「編集」→「塗りつぶし」→線画モード「スクリーン」(100%)で線画の部分だけに色を付けることが出来ます。(当たり前ですネ)
熱い夏向きには、このような単色の方が涼しくて良いのかも知れませんね。
つづく
Posted by 熱中人 at 18:21
2010年07月15日
線画が主役で、カラーハーフトーンが脇役。
どうもカラーハーフトーンが気になって、相変わらず熱中しています。何故なのか解りませんが、元の色より明るい感じになります。しかしこのカラーハーフトーン処理が曲者で、Photo shop の設定が面倒くさいのであります。
ただ線画の上にかぶせれば良いというもではなく、線画が主役でカラーハーフトーンが脇役という、とにかくパズルを解くような作業でした。
まずクロッキー画のような柔らかい線ではなく、見た目がペンで書いたような雰囲気になるよう、硬めの描画のスケッチアーツのアクションを作ります。この段階で最も重要なことは、元画像を「背景」として残していることです。この背景画で、モノクロハーフトーンとカラーハーフトーンの2種類作成することになります。
元の画像のサイズは480px、線画作成時には1600pxに拡大して作業を行ます。最終サイズは900pxですが、モノクロハーフトーンとカラーハーフトーンの作成時は1200pxに縮小してからの処理になります。
理由としては、ハーフトーンの「点(ドット)の問題です。1600px時に処理しても良いのですが、急激に縮小するとドット自体の形が壊れるのと、原寸で見た場合のドットの大きさを考慮すると、1200pxで作成して900pxに縮小すると線画が見やすい感じになるようです。
モノクロハーフトーンは、カラーハーフトーンと違ってモアレも発生し難いので、スッキリとした画面になります。
作成方法は、元画像(処理前)に「フィルター」→「スケッチ」→「ハーフトーンパターン」で、お好みのサイズとコントラストで設定します。
中には表現方法により、グレーのドットが表示されますが、「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」でグレーの部分を減少することが出来ます。
「ためしてガッテン!」
ハーフトーンパターンを作成して縮小すると、パターンの形が壊れる場合があります。この事態を回避するには、「イメージ」→「モード」→「グレースケール」にし、それをRGBに戻すことにより、縮小しても壊れにくくなります。
最後に線画とモノクロハーフトーンを統合します。最後の最後に「イメージ」→「色調補正」→「ポスタリゼーション」を選び、「諧調数」を「2~3」に設定すればOKです。これで線画もハーフトーンも「白と黒」のみになり、違和感のない画面になります。
文字にしたり説明すると複雑?に思えますが、この作業を「アクション」として保存することにより、1枚当たり「4秒から6秒」で自動作成します。
つづく
Posted by 熱中人 at 18:54
2010年07月13日
カラー調整は行わず、レイヤー設定だけで作成してみました。
あまりリアルな線や色使いでは、どうも面白くないのでデッサン画に色鉛筆で着色したような感じのものを作ってみました。いかにもラフな感じのもになりましたが、夏向きというのもあり、明るい青と緑が足りませんが、さっぱりとした雰囲気になっています。
処理方法としては、Photoshopのレイヤーの背景に必ず加工しない元画像を残しております。その元画像をコピーし、レイヤー(1)の線画の上にレイヤー(2)としてペーストします。レイヤー(2)の設定を「カラー」にすることにより、このような淡い感じになります。
もう少し濃くしたいのであれば、レイヤー(2)をコピーし、レイヤー(3)にペーストします。そしてレイヤー(3)の設定を「オーバーレイ」にすることにより、少し濃くなります。
しかし最近蒸し暑いので、これくらいがいいのではないでしょうか。
線画が出来上がるといままでは、少し変わった感じにするため元画像にエフェクトを使ったり、カラー調整などを結構加算していました。今回はそういった調整は行わず、ただレイヤー設定だけで作成してみました。
つづく
Posted by 熱中人 at 12:06
2010年07月10日
3方向に「粗いパステル」を使うのに、画像の回転を使う。
(まあ、箸休めというこで....。)
今までのスケッチアーツの作成工程で、手描きの雰囲気を出すために「粗いパステルの右上方向」のみ使用して雰囲気を出していましたが、今回から3方向に使って見ました。
方法としては、最初に(A)「粗いパステルの右上方向」を行い、次に逆時計方向で(B)回転して「粗いパステルの右上方向」、そして最後に時計方向を2回繰り返して(C)の「粗いパステルの右上方向」を行います。個人的な意見ですが、少なからずアナログ風のアバウトな感じになるようです。
何故このような面倒くさいことをするのかッっ!とお思いでしょうが、「粗いパステル」の方向変換では雰囲気が出ないので、いろいろ試した結果の苦肉の策としてテストした結果、思った雰囲気になった?ようです。
デジタル画像から輪郭を抽出して「いかにも手描き風」に見せるというのも無理があるように思いますが、とにかくどこまで出来るのかが面白いのであります。
つづく
Posted by 熱中人 at 21:23
2010年07月09日
実写では、ひどくイメージが変わることが判明。
みなさんに解るようにと作成したつもりですが、逆に見難い動画になってしまいましたが、雰囲気だけでも解ってやってください。この方法は、1つのパターンをPhotoshopでアクションとして保存。そのアクションで全部の連番付画像にバッチ処理したものです。
ご存知のように、スケッチアーツムービーの描画テストには、映画の予告編を使って作成しております。でも何故?とお思いでしょうが、映画の内容の面白さに加え、世界のスターですから絵になりますね。まあ最終的にはオリジナルの動画を使った作品?を作りたいナ、と思っています。予告編の動画は左右が480pxサイズが多く、そのサイズの解像度に合わせた設定でテストしています。
中には解像度の低い動画(例として、奥様は魔女やミス・ポーターなど)などがあり、そのたびに作り変えることになり、これもまた「お勉強」になりました。
一つアクションが出来ると、何種類かの動画の画像でテストします。つい熱中していると50から70位の画像がフォトショップのウィンドウに折り重なってしまい、気になる画像だけ保存していますが、あまりにも多いのでDVDにでも保存しなくてはと考えているところです。
しかし今現在の問題は、映画の予告編でかなり時間をかけてテストを繰り替えし、原理は理解したつもりですが、ビデオカメラで撮影したオリジナルの動画をスケッチアーツ処理をするとなると、それなりの問題があります。
その問題とは、解像度の低い映画予告編と違い、ビデオカメラで撮影した動画はキレイすぎて、今までのアクションではかなり(ひどく)イメージが変わることが判明したのにショックを隠しきれませんでした。
というのは、画像がシャープすぎると輪郭線が細くなり、クロッキー画のような線が出ません。対処法としては、アクションの最初の行に「ぼかし」処理を入れると良いみたいです。何故か逆のように思えますが、輪郭抽出の原理は、「2枚の画像の一枚をぼかし、2枚を重ねたとき、そのぼかしの割合にて輪郭線の太さが決まる」という写真製版技術的な方法なのです。
つづく
Posted by 熱中人 at 10:18
2010年07月06日
リアルすぎるスケッチアーツムービーは面白くない?
あまりにもリアルすぎて、スケッチアーツ処理していないように見えるのが欠点でありますが、個人的には到達したのではないかと思って降ります。
日々テストを繰り返していると、偶然にも輪郭抽出に適した画像に出会うことがあります。今回の動画の画像が良い例ですが、髪の質感が良く描画されています。
しかし、あまりにもリアルな描画になってしまうと、個人的には少し気に入らない気持ちがあります。元画像と同じような雰囲気では面白くないのです。作業的には一生懸命努力したのに何でしょうね?。
行き着く先というか、最終的にはこのような仕上がりを目標にして試行錯誤していたのですが、いざ出来上がってみると、そうでもないのです。
つまり、熱中人としては作成途中がいちばん楽しいのです。出来上がってしまったら、何故か色あせて見えてしまうから、「人間って勝手」ですね。
スケッチアーツのコンセプトは、上の画像のように「写真画像を手描き風のデッサン画に」というのが最初の目的でしたので、今までいろんな画風の物を作ってきましたが、この感じの仕上がりが何故かいいですね。いかにも手描きって感じがたまらなく好きです。
つづく
Posted by 熱中人 at 16:59
2010年07月05日
お勉強させていただきましたということで「削除」となります。
手描きのイラストや絵画の場合でも、画風や雰囲気を変えるのは結構厄介なものですが、スケッチアーツムービーの場合も同じように手間がかかります。画像自体は同じでも、輪郭の太さや色使いなど、それなり時間を要します。
全体に色を付けるのではなく、あまり必要ないところは付けず、グラフィカルな感じに仕上げていますが、これも成り行きの結果です。偶然出来たのが気にいったので、もう一回作ってみようと思っても、なかなかうまくいかないものです。
そこで試行錯誤しているときは、いつもアクションをONにして記録しています。そして気に入ったものだけ残し、それ以外は消してしまします。その後、アクションを手動再生しながら微調整し再保存します。
しかし、いろんな画像でテストしてみるとバラツキが出る場合があります。そのような場合には、誠に残念ですが、お勉強させていただきましたということで「削除」となります。
とにかくいろんな画像に合う物を作ることは、実に難しいものです。
次回は、Sketch arts movie.atn (Too real sketch arts) リアルすぎるスケッチアーツムービーです。
つづく
Posted by 熱中人 at 14:46
2010年07月01日
コンセプトは、画像から輪郭を抽出して手描きのスケッチ画
数々描画方法をテストしていて思うのですが、どの方法が良いのか解らなくなってしまうことがあります。静止画用のスケッチ画から始めて、何とかスケッチ画のアニメーション作成までたどり着いたのですが、個人的には「これだ!」というものが出来てないように思えます。
原因としては、輪郭抽出にあると思います。簡単なようでなかなかどうして奥が深いようです。何故こんなにこだわるのかと考えますと、限界に挑戦?又は絵画に近づこうと思っているのか解りません。
今回は、最初に作成した Sketch Arts.atn(静止画用)のアクションを動画用に作り直したアクションで作成してみました。Sketch Arts.atn自体は個人的に完成されたものなので、輪郭の抽出力は特に気に入っていますが、カラー対応ではないので線画のみの仕上がりになっています。
線画のアニメーションの「どこが面白いの?」と言われそうですが、問題は面白さではなく、熱中人としては「画像から輪郭を抽出し、スケッチ画風に魅せる」というのが基本的理念です。
つづく
Posted by 熱中人 at 23:01