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Posted by みやchan運営事務局 at
 

2010年12月08日

バズーカ砲にそっくりな、ボーズの「キャノン砲」。

 家庭用ホームシアターとして、大型テレビやサラウンドシステムなどが流行って来るとどうしても、恥ずかしながら重低音が欲しくなるものです。各メーカーから「スーパーウーハー」などいう物も発売されていました。サイズ的には14型テレビくらいの大きさで、家庭で聞くには十分な低音した。

 家庭用くらいのレベル物は、当時自分で作れようになっていました。しかしボーズのカタログの中に、「キャノン砲」という低音専用のスピーカーシステムが記載されていて、デザインはまるで「バズーカ砲」にそっくりな形で、ちょっと危ない感じの物でした。用途としては家庭用ではなく、業務用だったみたいです。




スネーク型ウーハーにして、距離を長くする。

個人的に形が気に入り、「このデザインの物を作ろう」と思い、作成に熱中することになりました。
 まず材料を何にするかで悩むことになりましたが、ある日ホームセンターをウロウロしていると偶然見つけました、「下水用塩ビパイプ」です。 塩ビパイプの5mの物が欲しかったのですが、持ち運びするのにあまりにも長いので、仕方なく70cm物を6本とやはり塩ビのジョイントを9個、それに20cmの塩ビパイプ6個を買って帰りました。 



 上の画像の黒い四角の箱の中に、15cmくらいの「ウーハー」が入っていて、低域だけ鳴るようニクロム線を大量に巻いています。これをモノラルアンプで鳴らす訳ですが、普通のスピーカーでは聞こえないような「超低域」の音が出せるのです。(何故か耳の中が痒くなる)
 ボリュームを上げるとあまりの「低域音」ガラス戸が「ガタガタ」と震えだし、その効果に興奮してバンザイしたいような気分になりました。ニクロム線を巻きすぎると低い音は耳には聞こえなくて、空気の振動だけになるみたいです。
 

 昔「大地震」という映画で、スクリーンの前に大きなウーハーが何個もならんでいて、その場面にになるとまるで、本当の地震のような効果をもたらしたことを思い出しました。その時もウーハーからは音は聞こえませんでしたが、スピーカーは物凄い速さで振動していました。

 その後テレビで「大地震」の放送があり、その場面になると小さなテレビのスピーカーは、パコパコと鳴るばかりで低い音は聞こえませんでした。音源は正確に流れているのに、スピーカーの方が対応できなかったんでしょう。



 一般家庭では必要のない物ですから、事務所に置いて聞いていました。しかし音楽を聞く時には「こんな物」は必要なく、ビデオで映画を見るときには迫力がありました。特にスターウォーズなどを見る時などは、満足感に浸っていました。
 問題はニクロム線の巻きすぎで、ある音域からでないと鳴らないということが解って、それからは「オブジェ」として事務所に飾っていました。

つづく
 


Posted by 熱中人 at 14:13