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Posted by みやchan運営事務局 at
 

2010年05月26日

マン・レイは「失敗作」とは考えず1つの効果として評価した。

ソラリゼーション(solarisation)とは、写真の現像時における1つの現象。


(マン・レイの作品)

 現像時に、露光をある程度過多にすることにより、モノクロの写真作品の白と黒が反転する現象。意図的に行われ、その結果、白黒が(部分的に)反転した作品のこともソラリゼーションと呼ぶ。
 マン・レイが写真の現像中に、助手であり愛人だったリー・ミラーが誤って現像をしていた部屋のドアを開けてしまったが、その結果生じたものを、マン・レイは「失敗作」とは考えず1つの効果として評価した、ということをその始まりとする説もある。

 と言う話から始まりましたが、私の子供がまだ小さかった頃、私は写真にハマっていました。仕事柄暗室もあり、フィルム現像からプリント(白黒)も出来ました。その頃写真雑誌の記事の中に、マン・レイの写真がありこのソラリゼーション加工した写真が記載されていました。 そこでいつもの好奇心というやつでプリント用印画紙のサイズのフィルム(A4)を買ってきて、ネガを引伸機でポジとネガのフィルムを2枚焼き(1枚は露光オーバーにする)、その2枚を重ねて印画紙の上に置き、上から光を当てるという単純な方法だったのですが、同じような雰囲気?の物が出来上がって大喜びしたのを覚えています。この頃はアナログの写真処理だったので、かなりの時間とそれなりの材料が必要でした。



 Sketch Arts も同じような?方法を使って、写真を線画風に変換します。しかし写真を線画風にすることは、Photo shop を使い慣れれている方であればそう難しいことではないでしょう。難しいのは手描き風(いかにも鉛筆を使って描いている)に見えなくてはならないところでしょう。



 特に絵画やイラストに興味のある方や、そのような職業に携わっている方にとって、ゾクゾクするような興奮を覚えるのではないでしょうか。つまり、線画もそして動きも普通のアニメーションと違って「リアル」なんです。

つづく
 


Posted by 熱中人 at 12:20