つまりTIM2.4は、「インチキ無し」というわけです。

2011年02月19日

 ご存知のように、いくらデジタル画像だからといっても、拡大縮小を繰り返すと画像は劣化します。

 いつものお話ですが、鮮明な画像では精細に描画できますが線が細くなります。又逆にピンボケの画像では、輪郭がアバウトになり線が太くなります。
 このような一定ではない画像を自分の好みの仕上がりにするには、自分なりの基準を決める必要があります。

つまりTIM2.4は、「インチキ無し」というわけです。

 下の画像の元画像は、作成画像では小さい「645px」の画像です。しかしある程度シャープで見る分には差し支えない画像です。
 この画像をTIM2.4 B/H で描画して見ると、結果はご覧のように顔の部分に必要ない線が描画されています。

つまりTIM2.4は、「インチキ無し」というわけです。

 2枚目の元画像は、「645->320->645px」と一旦320pxに縮小して、元の645pxに拡大した画像を描画しました。
 元画像自体もシャープさがなくなっているのと、線画自体も余計な線画削除されていて、若干スッキリとした感じになっています。

つまりTIM2.4は、「インチキ無し」というわけです。

 3枚目の元画像は、「645->250->645px」と一旦250pxに縮小して、元の645pxに拡大した画像を描画しました。
 2枚目の画像よりさすがにピンボケ状態が多くなっています。線画の方は2枚目よりすっきりした感じになっていますが、髪の毛や目元などハッキリしない部分が気になります。

つまりTIM2.4は、「インチキ無し」というわけです。

 つまり元画像の良し悪しで、仕上がりが変わってしまうのです。最初は何もわからず、いろんな画像でテストしていました。そのたび仕上がりが違うので、調整し直したり新しく作り直したりと、かなり時間を要していました。

 どんな画像でも、一応それなりに仕上がるというのがベストですが、なかなか難しいのです。面倒くさくて時間の掛かるテスト作業ですが、このような「写真を線画にする」というマニアックな「参考書」があればいいのですが、無いから自分でテストするしかないのです。私はこの「他に無いから自分で作る」というのが、大好きなのです。

 それと、掲載しているテスト画像は一切修正はしておりません、必要ないからです。理由としてはTIM2.4は、動画作成用として作成しています。
 Photo shop のバッチ処理にて5000枚くらいの画像を連続変換するので、1枚1枚手動で修正できないのです。だからアクションの処理工程の中で、ベスト?になるように設定しなくてはならないのです。つまり「インチキ無し」というわけです。


つづく




Posted by 熱中人 at 15:29
 

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つまりTIM2.4は、「インチキ無し」というわけです。