曲線と直線を使った、グラフィカルな表現方法。

2011年01月31日

 絵画の場合でもオリジナリティーを求めて、絵具やキャンバスそれにデフォルメ方法に悩みます。他人とは違った作成方法で、自分の作品を表現したいのと「同じものじゃイヤッ」という意思表示でもあります。

 TIM2.4の場合でも、写真を線画にするという少しふざけた作成方法ですが、ある程度作成する物が「安定」してくると、その他の表現方法はないのだろうかと思うようになってくるのです。
 それは飽きてくるという物ではなく、「次のステップ」ということになるのです。

曲線と直線を使った、グラフィカルな表現方法。

 ご存知のようにTIM2.4の表現方法は、特別な方法で曲線を主とした描画方法でオリジナリティーな画像を造り出します。この曲線を使うことにより、顔のしわや髪の毛それに画面全体を上手く表現できるようになっています

曲線と直線を使った、グラフィカルな表現方法。

 しかし今回の発想では曲線を出来るだけ「直線の変換」して、今までとはちょっと違った雰囲気の物をテスト描画しました。もちろん曲線を直線に変換作業も「アクション」を使っての作成方法です。


 100%直線にならない理由は、曲線化した画像を「後処理」で直線化にするからでしょう。しかし100%直線を主とした画像は、絵にはならないのではないでしょうか。

曲線と直線を使った、グラフィカルな表現方法。

 粗い線を曲線にすることで、「滑らかな線」が出来る訳です。線には曲線と直線それに「迷い線」があり、その中の迷い線が中途半端な雰囲気を出しています。その迷い線を曲線か直線に近づけることにより、「スッキリ」としたグラフィカルな画面が出来るのではないかと思うのですが。

曲線と直線を使った、グラフィカルな表現方法。

 画家やイラストレータ達が描く「絵」には、強烈な個性があります。私の作成している「画像から線画に変換する」という、一般の人にはあまり「意味の無い」アクションも、少しずつですが徐々に個性を持とうとしています。

つづく




Posted by 熱中人 at 11:20
 

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曲線と直線を使った、グラフィカルな表現方法。