アレ!君は誰だっけ?

2011年01月25日

 Toon image movie を使って作成する画像は、Photo shop を使って作成するような物ではなくて、別の専用ソフトを使って作成したかのように見えます。

 普通の写真が、別の世界の写真に見えるその理由としては、色合いや線画にもありますが、なんと言っても「画像の自由曲線化」でしょう。

アレ!君は誰だっけ?

 Toon image movie 処理された画像は、全体的にスムーズ処理された線画の部分に気がつくと思います。特に風景の場合では、ハッキリと解るくらい画像が曲線化しています。

 それは処理の最初に輪郭抽出した粗線画を、フリーハンドで描いたように擬似的に見せるために施した処理を、カラーの部分でも使用してるからでしょう。

アレ!君は誰だっけ?

 しかしこのオリジナルスムーズ処理は、Toon image movie 独自の世界観を作ることが出来ました。元画像のRGBカラーを使わなくて、オリジナルのインデックスカラーと、画面全体を曲線化したためオリジナリティな画風に何故か引き寄せられます。

アレ!君は誰だっけ?

 絵画のようなコッテリ感が出るように、ある程度濃い目に調整してあるのも何故かいいのです。

 Toon image movie のカラータイプは何種類かありますが、画像によっては雰囲気が変わります。まぁこれも面白いところですが、ワンパターンになるところが欠点でもあります。

 そうなるといつものように、バリエーションを考えなければなりません。線画を主とするか、色合いを重視したアクションにするかなどと考えてしまうのです。いい加減にすればいいのですが、気になるとウズウズしてくるのです。


アレ!君は誰だっけ?

 時々自分に、「何が悪いのだろう?」と問いかける時があります。井上揚水の古い曲で、「欲望」という人間の身勝手な気持ちがよく出てる曲がありました。

 彼女を好きになり2年間ぐらい同棲(懐かしい言葉です)していて、教会で結婚しようとするのですが、彼女の指に結婚指輪をはめようとした時に、「見飽きた指に見えて新鮮味がない」と言うような内容の曲なのです。

アレ!君は誰だっけ?

 人々が皆そういうわけではありませんが、Toon image movie のアクション作成も、どうも同じような感じになるときがあります。
 夜遅くまで夜な夜なテスト描画していて、「おおっ!これはいいわ!」と思っていても、翌朝見ると何故か「色褪せて」見えるのです。

 例えば、飲み会で女の子と意気投合して仲良くなり、自分のアパートに誘い朝起きて彼女の顔を見て、「アレ!君は誰だっけ?」という気持ちと同じようなことです。

つづく


Posted by 熱中人 at 12:08
 

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