事は iPhone アプリの TOON PAINT から

2011年01月18日

 TOON PAINT で作成できるアメコミ画風のイラストは、あまりにも簡単にそれっぽく出来るので、感動したことを覚えています。
 しかし作成を体験できるとか、所詮 iPhone の中だけのことだと気づかされます。理由の1つとして、サイズが小さい。大きい画像をiPhone 自体で処理するには無理があるのかもしれません。

事は iPhone アプリの TOON PAINT から 

 もう1つの理由として、精度にあると思います。微調整は出来るようになっていますが、ある程度のレベルで終わっています。メーカーの方でも、所詮「携帯アプリ」だからと思ったのか解りません。

 そのような個人的な不満が生じ、じゃぁ Photo shop で作ってみようということになった次第なのです。

事は iPhone アプリの TOON PAINT から

 アメコミ画の特徴は、やはりリアルな線画になりますが、スケッチアーツの線画とは全く違うので、新たにアクションを作ることになりました。線の太さもGペンで描いたような線なので、画像の輪郭抽出にもちょっとしたコツが必要でした。

事は iPhone アプリの TOON PAINT から

 その上「手描き」の雰囲気の、「曲線」を出すのにも時間が掛かりました。この曲線が Toon image movie の最大のポイントでもあります。

 そのようなことを繰り返していると、描画の雰囲気も少しずつ変わっていくことになります。それはモノクロからカラータイプを作り始めてから、線画の雰囲気を変えなければならなかったからでもあります。

事は iPhone アプリの TOON PAINT から

 カラータイプになると最初に線画作成から始まり、次に元画像のカラーエフェクト処理になります。この部分の微調整が最終結果に影響するので、独自の色合いを出すため途中で、「オリジナルインデックスカラー」に変換しています。

事は iPhone アプリの TOON PAINT から

 1つのアクションの中に、解像度・線画作成・線の曲線化・黒ベタ作成・カラーエフェクト・オリジナルカラー作成・カラーバランスなどを、ワンクリックで全て出来るようになっているのが「Toon image movie 」です。

つづく


Posted by 熱中人 at 13:12
 

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