小さなものから大ききなものまで。

2011年04月06日

 オリジナルアクションの SPWC.atn も、最終画像サイズは720pxになっています。アクション修理中はどんな大きさの画像でも拡大縮小して、1000pxで処理を行います。仕上がりイメージに丁度良い線の太さになるからということもありますが、このブログの画像サイズが500pxというのもあります。

 最初から大きいサイズで作成すれば、大きいサイズの物が出来るのではないかと思いますが、そこら辺りが微妙なのです。

 そこで考えたのが、線画のベクトル化です。

小さなものから大ききなものまで。

 Inkscape を使ってビットマップ画像を、イラストレータで使えるように変換するという方法です。ご存知のようにイラストレータは、印刷及びデザイナーご用達のソフトです。つまり線画のみをイラストレータに取り込み、着色はイラストレータのパスを使って仕上げる方法です。

小さなものから大ききなものまで。

 線画をベクトル化してしまえば、印刷のための解像度(350dpi)も怖くありません。ちなみにA4サイズの画像を作成するには、2381px ×  3368px 程度の大きさにしなければなりません。データ量は約30MBとかなり大きくなり、それをCMYKに変換すると30MBより大きくなります。
 この方法でアクション作業をすること自体、無理があるように思います。でもタブレットを使って、印刷用のイラストを作成している人たちは、その方法で作業しているのでしょうね。

小さなものから大ききなものまで。

 人によって色々な作成方法があり、それがまた個性あるイラストが出来上がると思いますが、私の場合はビットマップをベクトルに変換する時に、スムーズな線画になるところが気に入っています。

小さなものから大ききなものまで。

 それにウェブ上だけでなく、印刷物や大型ポスターに看板などと活用媒体が広がります。何処かのCMではないけど、「小さなものから大ききなものまで」使用できるのです。

つづく


Posted by 熱中人 at 16:35
 

削除
小さなものから大ききなものまで。