そうは問屋が卸してくれないようです。

2011年03月30日

 一旦アメコミ画は終了したのですが、「ビットマップをベクトル形式に変換する」ということで再度登場しました。

 今回テストしたのが、カラーハーフトーンのベクトル変換でした。これはあまりにもオブジェクトが多いため、イラストレータの動きが鈍くなり勝手に終了するというアクシデントがありました。それに現実的には必要無いかと思うのですが、まぁ「出来るか出来ないか」ということで挑戦してみました。

 Photo shop のフィルターのカラーハーフトーンをそのまま使用すると、「くすんだ」感じの色合いになります。色数が多いので仕方がありませんが、スッキリとしたカラーハーフトーンを作るのは、色数を減らすしかありません。

そうは問屋が卸してくれないようです。

 ひとつの方法として、水彩画のカラーの部分でテストしてみました。下の画像の「B]を使っても良いのですが、あえて「D」の画像を使いました。

そうは問屋が卸してくれないようです。

 「D」の画像は線画とカラーを統合して、「特定色域の選択」を使って黒の部分を削除したものです。「B」の画像と比べても黒の部分が削除されていることが解ります。

そうは問屋が卸してくれないようです。

 「D」の画像にカラーハーフトーン処理したのが、下の「E」の画像です。ドットの大きさは好みにもよりますが、「5pixel」で作成したものです。

 実際この画像を「Inkscape」でベクトル処理しましたが、やはりどうしても「CMYK」になるのでRGBのような鮮やかな色にはなりません。

そうは問屋が卸してくれないようです。

 そう上手く思いどうりのものが出来るはずもありませんが、とにかくドットの数が多いのでデータ量も多くなります。ベクトル化するとデータ量は普通少なくなるのですが、このようにオブジェクトが多いとそれなりになるみたいです。

 RGBの雰囲気でベクトル化できると「言うこと無し」なのですが、そうは問屋が卸してくれないようです。

つづく



Posted by 熱中人 at 22:49
 

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そうは問屋が卸してくれないようです。