高解像度の動画では、リアルすぎるのが欠点。

2010年12月21日

 動画作成用 Toon omage movie は、基本的には400pxから640pxの元動画データを処理するように基本的にセットされています。このサイズのデータを処理すると、イメージに合った線画が得られるようになっています。
 
 しかし、高解像度(1000px」以上)の画像を処理すると、あまりにも画像データが多いので線画自体が細かくなり、逆に見苦しい描画になる恐れがあります。原因としては、少ないデータの中から出来るだけ情報を集めるように、調整してあるからです。

高解像度の動画では、リアルすぎるのが欠点。

 つまり敏感になっているということです。敏感になっていると、ちょっとしたゴミみたいなデータでも描画されます。解像度の低い画像の時は良いのですが、高解像度の画像での場合は「しみやほくろにしわ」それに、汚れなどとにかく「そんなものいらんわ」というものまで描画してしまいます。
 まあそれだけ「几帳面」に微調整しているわけですが、時には悲惨な状態になります。結局のところ、2つのパターンを作成していれば問題は無いのですが、これが「なかなか」。

 しかし、最初にセット(初期設定)された解像度の画像では、イメージどうりの線画になります。YouTube の映画予告などは、ほとんど400px~500pxと中にはHDサイズ1280pxがあり、最も多いのが480px前後の動画データです。

高解像度の動画では、リアルすぎるのが欠点。

 実際に使用するサイズは、今やほとんどHDサイズが多く最終的にはこのサイズになると思いますが、テスト段階では500px前後のサイズでのテストになります。なぜ「映画予告」でテストするのかと言いますと、映画予告にはいろんな色合いやコントラストなど、バラバラな物が多くあり、色々とテストするにはもってこいの動画素材なのです。

高解像度の動画では、リアルすぎるのが欠点。

 その上、全て写っている人物が俳優なので「絵」になります。人物以外の小物や背景などの、コントラストや写り具合などもテスト描画には大切な素材なのです。

 いろんな動画をテストして、無難で確実な描画調整を「初期設定」にセットするためには、多くのテストをしなければなりません。

つづく


Posted by 熱中人 at 14:53
 

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高解像度の動画では、リアルすぎるのが欠点。