Toon image Movie Color

2010年12月20日

 絵画でも、その画家のデフォルメして描いた雰囲気や、全体の「色合い」によって印象付けられます。マトリックスのグリーンを基調とした、色合いには私も魅了されました。あのイメージは、コンピュータ初期の「グリーンモニター」を思い出します。

 普段ビデオカメラで動画を撮影して、テレビで再生して見ると綺麗には撮れていますが、「何かが足りない」と思う時があります。それは「生々しさ」があまりにもハッキリ映し出されるからかもしれません。
 画像処理ソフトや動画編集ソフトで色を変えようとしても、何パターンかある中の1つを選ぶことになり、自分の思ったような「色合い」にはなりません。

Toon image Movie Color

 前回の「RGBカラーを、インデックスカラーに変換する」という記事中で、紹介した「オリジナルカラーパレット」を使って、今回の Toon image ムービー」の画像を変換して見ました。

Toon image Movie Color
※オリジナルインデックスカラーパレット使用

Toon image Movie Color
※RGB(オリジナル)

 上の2枚の画像を見比べると、どうしても下の色合いの方がインパクトがあります。しかしあまりにも赤色と青の色が目立ちすぎます。
 インデックスカラーパレット使用の画像は、平均的なカラーバランスなので見やすく、目も疲れません。

 オリジナルインデックスカラーパレットは、色数が少なく落ち着いた感じに見えます。Toon image ムービーの処理後に、RGBカラーを、インデックスカラーに変換するという作業を1つのアクションの中に入れて作成して見ました。
 客観的に見て、外国の書籍風の色合いになっており、日本の雑誌などでは使わないよなカラーですが、何故かこの色合いがいいのです。

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つづく


Posted by 熱中人 at 10:57
 

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