長い棒を持って回転すると、いつもよりゆっくりと廻る。
2010年12月13日
サーカスなどで「綱渡り」を見ると、自分が綱渡りをしてるように錯覚してドキドキするものです。細いロープの上を10mくらいの棒を横にして、左右のバランスを取りながら少しずつ前に進むわけですが、この「命綱」みたいな棒が無かったらバランスをとることが出来ず大変なことになるでしょう。
普段歩く時に10mの棒を持って歩くと、動きが鈍くなります。例えば棒を持って90度回転する時もいつもとは違って、ゆっくりと廻るはずです。自分は廻ろうととするのですが、左右の棒の先端の方に回転する力が直ぐには届かないので、ゆっくとしか動いてくれません。
そのようなことを考えると、スタビライザーの形状も前後左右に「錘」ではなく、パイプを長くすればいいのではないかと思います。

長くすればするほど安定感が増すことは判るのですが、しかし限度があります。それは撮影する時、横5m×縦5mの棒を持って撮る事はどう考えても無理でしょう。つまりコンパクトにしなければならないということになります。
無難なサイズとしては、ドアなどのことを考えるとやはり「50cm~70cm」ではないかと思います。

長い棒を使ってテストしたことがありますが、歩きながら撮影してもビックリするほどブレを減少することができました。その時は少し離れた林の中でしたが、少しぐらいの風が吹いても大丈夫でした。とにかく棒が長いと「ゆ~くり」とした撮影方法になり、クレーンを使って撮影してるような感じになります。
この場合、手で保持するところの「ボールベアリング」必要ありませんでした。それぐらい全体的に、ゆっくりとした動きになるわけです。
去年も同じような形状の物を作りましたが、今回のも「iPhone」用としてデザインしてあります。前のはアルミと木を使ったものでしたが、今回は全てアルミになっています。

このサイズになるとどうしても、ボールベアリングが必要になります。左右と前後のアルミパイプの長さが短いため、動きが機敏になるので必要です。ブレの中で最も気になるのが「首振り」のブレですが、ボールベアリングを使用することで、問題は解決します。

つづく
Posted by 熱中人 at 09:46
普段歩く時に10mの棒を持って歩くと、動きが鈍くなります。例えば棒を持って90度回転する時もいつもとは違って、ゆっくりと廻るはずです。自分は廻ろうととするのですが、左右の棒の先端の方に回転する力が直ぐには届かないので、ゆっくとしか動いてくれません。
そのようなことを考えると、スタビライザーの形状も前後左右に「錘」ではなく、パイプを長くすればいいのではないかと思います。

長くすればするほど安定感が増すことは判るのですが、しかし限度があります。それは撮影する時、横5m×縦5mの棒を持って撮る事はどう考えても無理でしょう。つまりコンパクトにしなければならないということになります。
無難なサイズとしては、ドアなどのことを考えるとやはり「50cm~70cm」ではないかと思います。

長い棒を使ってテストしたことがありますが、歩きながら撮影してもビックリするほどブレを減少することができました。その時は少し離れた林の中でしたが、少しぐらいの風が吹いても大丈夫でした。とにかく棒が長いと「ゆ~くり」とした撮影方法になり、クレーンを使って撮影してるような感じになります。
この場合、手で保持するところの「ボールベアリング」必要ありませんでした。それぐらい全体的に、ゆっくりとした動きになるわけです。
去年も同じような形状の物を作りましたが、今回のも「iPhone」用としてデザインしてあります。前のはアルミと木を使ったものでしたが、今回は全てアルミになっています。

このサイズになるとどうしても、ボールベアリングが必要になります。左右と前後のアルミパイプの長さが短いため、動きが機敏になるので必要です。ブレの中で最も気になるのが「首振り」のブレですが、ボールベアリングを使用することで、問題は解決します。

つづく