ビデオカメラをお盆に乗せると、ブレを減少できる。

2010年12月10日

 久しぶりのビデオカメラスタビライザーのお話で「興奮」しておりますが、今回は複雑な作成工程を必要としません。材料は600mm×150mm×8mmの板があれば作れるという、シンプルなスタビライザーです。

 よくある話ですが、コップに水をいれて「できるだけ揺らさない」ように歩くのが、「ブレ無い」撮影方法だと言われています。しかしそのようなことは無理だとは解っていますが、そのアイデアを使って今回は作成してみました。

ビデオカメラをお盆に乗せると、ブレを減少できる。

 手で持つより、お盆に乗せて運んだ方がコップの水がこぼれ難いことはしっていましたが、これがヒントになるとは自分でもビックリしました。お盆の上に置くコップの位置は、お盆の横の長さの半分より右の方に置き、縦の長さの真ん中に置きます。
 右手が主軸になり、左手で微調整しながら歩くという方法です。つまり両手の手首や手の指などで調整しながらコップの水を運ぶようにすればいいのです。同時にその時、歩き方も慎重になるはずですから効果はバツグンです。いつもの「癖のある歩き方」で、歩きながら撮ろうとするから「ブレ」てしまうのです。

ビデオカメラをお盆に乗せると、ブレを減少できる。

 上の画像で説明しますと、板の両端にグリップが付けてあり、アルミ板が右よりにビデオカメラを固定するために、穴をあけて固定してあります。
 材料は1,000円くらいで作成出来ます。見た目をよくするには、グリップを紙やすりで丸く削ったり塗装すれば良いでしょう。傍から見ると「何に使うのか全く解らなく」、ビデオカメラを大事そうに持っているように見えるのが、恥ずかしいという雰囲気もあります。

ビデオカメラをお盆に乗せると、ブレを減少できる。

 上の画像は木製と違って、スリムで「垢抜け」した形になっていますが、残念ながら「想像図」です。希望としてアルミを使って、このようなデザインにしたら「いいかな~」と思って作成して「見ただけ」です。

 釣り人は「鮒(ふな)に始まって鮒(ふな)に終わる」と言いますから、少しずつ原理が解ってくるとシンプルになるのではないかと思います。

つづく


Posted by 熱中人 at 13:36
 

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ビデオカメラをお盆に乗せると、ブレを減少できる。