「エッジの強調」を使うことで、スッキリとしたカラーハーフ..

2010年11月13日

 しかし今回は「完璧に黒を抜く」ではなく、その次の工程の人物の肌色の抽出なのです。
 しかも最も大事な事は、下の画像の[A]と[B]つまり「手動で着色」したようなスッキリしたカラーハーフトーンを作成するにはどうしても、[B]の処理が私には必要だったのです

「エッジの強調」を使うことで、スッキリとしたカラーハーフ..

 [A]の画像は、RGB画像を「特定色域の選択」を使って黒を削除しています。特定色域の選択は、削除するだけではなく増やすこともできるので、好みの色調にする場合に便利な道具?です。

 さて、問題の[B]が今回の目玉ですが、微妙なバランスが最後のカラートーンに表れるので、テストを繰り返しました結果、「エッジの強調」を使うことで、思うような色合いになってくれました。

「エッジの強調」を使うことで、スッキリとしたカラーハーフ..

 しかしカラーハーフトーン処理[C]して線画と合成[D]するわけですが、そこでも特定色域の選択を使ってカラー調整する必要があります。

 線画の作成工程とカラーハーフトーン作成工程を、1つのアクションにまとめると、動画にも対応できそうです。この複雑な作業工程を、「ワンクリック」するだけで出来ることじたい凄い?と思っています。
 世の中にはいろんなPhotoshop用アクションが沢山ありますが、この「Toon image」は自分で言うのなんですが、「面白くて、そしてナウイ」分類に入るのではないかと「妄想」しております{^-^}。

つづく




Posted by 熱中人 at 07:06
 

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「エッジの強調」を使うことで、スッキリとしたカラーハーフ..