微妙なバランス調整は、「親指と中指」で軌道修正します。

2010年12月14日

  重いカメラにはカメラと同じ重さの錘が必要ですが、最近のビデオカメラは、テープを使わないのでビックリするぐらい小型になっています。iPhone を3個重ねたくらいのサイズになっていて、ちょっと物足りないくらいですが「スタビライザー」を作るには、ちょうど良い重さです。

 アルミパイプを長くすることで、ボールベアリングを使わなくても「ブレを減少」することが出来ます。とにかくバランスなどに気を使かわず、「ラフな感じ」で撮影に集中できます。
 しかし前後左右2mくらいになるので、部屋の中とか狭い場所では撮影しにくいのと、持運びに不便という欠点があります。それでもこの形が気に入っている理由は、構造が簡単で組み立ても容易いのと安定性だと思います。



 材料がアルミパイプなので重さのことは心配いりませんが、パイプが長いのでどうしても野外用になってしまいます。長いパイプで前後左右のバランスをとるので、少しぐらいの小走りでも安定感のある動画を撮ることが出来るのです。
 その上保持する所のボールベアリングも全体の動きが鈍いため、必要ありません。とにかく長くすれば、「ちょっとやそっと」のブレには反応が鈍くなるのです。

 価格の安い水道用の塩ビパイプも試して見ましたが、アルミパイプより重くその上軟いので、歩くたびに揺れが生じて安定性に欠けるようです。どうしても片手で持つので、出来るだけ軽量なアルミパイプが良いですね。 



 このタイプのバランスの取り方は、神経質にならなくても良いでしょう。とにかくカメラを乗せ無い状態で、左右のバランスと前後のバランスが上手く取れていればいいのです。
 そしてカメラを乗せて、縦軸のアルミ棒を「親指と中指」で盃を持つように挟みます。その時にカメラの方が左に倒れて、主軸が平行になって静止する所に印をします。
 次に印から1cm~2cm左の方に指を移動すると、主軸が立ち上がります。この時「2秒程度」で主軸が直立すれば、そこにも印を付けます。

 つまり最後の印の所が、ベストバランスポジションになります。お解かりのように、2秒かけて90度回転するということは、少しの「ゆれ」では左右のアルミ棒や下のアルミ棒の重さで、カメラ本体の「ゆれ」を打ち消してくれるのです。この法則は、「綱渡りの時に使うバランス棒」と同じです。

 テスト結果から申しますと、出来る限り上部の横棒は長い方が「左右の首振り」は減少します。例えば下のアルミ棒の長さが100cmだったら、横のアルミ棒は200cmあっても良いと思います。 そうした時に下の方が軽くなるので、前後に「ワッシャー」を取り付けてバランスを取り直します。
 縦の主軸のアルミの長さは、80cm~100cm・直径1.5cmくらいあると「とにかく安心して」撮影に集中できます。撮影中の微妙なバランス調整は、「親指と中指」で軌道修正することになります。

つづく


Posted by 熱中人 at 12:02
 

削除
微妙なバランス調整は、「親指と中指」で軌道修正します。