ブレードランナーでは、写真の中に三次元データが入っていた?

2010年10月08日

 CANOMAを使ってアニメーションを作る場合、絵画の画像を使って作成する時が何故かワクワクします。それは描かれたのが時代が古いため、現存しない風景などに魅了されるからかもしれません。それに見る角度を変えることにより、また違った鑑賞法があるからでもあります。

 CANOMAを使っている方たちは、オブジェクトのボックスなどを使ってビルや建物のアニメーションを作成されていますが、私の場合はそのようなものは使いません。オブジェクトのボックスの場合は、建物を「上45度」のところから撮影した画像を使うのがベストな立体物が作成できるように設定されています。

 CANOMAの説明書にも、その方法を基本とした作成方法が記載されています。しかし絵画の場合には、そのような上から描いたものは少なく、画家の目線で描かれていますので、ボックスを使うこと自体無理なようです。建築物だけのアニメーションは面白くないと思いますが。

 CANOMAの苦手な人物のアニメーションをどうしても作りたくて、苦肉の策としてこのような作成方法になった次第です。



 この画像はオブジェクトの仮セッティングをしているところです。「縦型三角形」の数がやたら沢山ありますが、この数が多いほど立体感が増すのです。配置している縦型三角形のところが切り抜かれるので、最終的には人物や建物の形にラインを合わせる作業となります。

 4枚の画像の中に(A)の文字がありますが、カメラの角度やズーム比によって位置が違っているのが解ると思います。



最初の画像より2枚目の画像の方が奥行きが出ています。これはワイドズームを使って、遠くの物は遠く近くの物は近くになっています。



 この画面は左の端から右の端のところ見たところですが、画像には限界があるので途中から無くなっています。安っぽい舞台のセット見たいになっていますが、この「安っぽくてインチキ」っぽいとこが「たまりません」。



 この画像は3枚目の角度とは逆のアングルになっています。3枚目の画像を見ると「小屋」見たいな建物が、4枚目の画像ではしっかりとした建物に見えるから不思議ですね。それに中央にあった建物が左端で形は歪になっていますが小さくなって、それなりの雰囲気がでています。

 このような画像が出来るということは、「凄いこと」と思いませんか。映画の「ブレードランナー」では、写真の中に三次元データが入っていたのか解りませんが、少し開いたドアの向こう側の部屋の中が見れていましたけれど、まあ「SF映画」ですから出来るのでしょう。

 しかしこのCANOMAでも同じことはできませんが、1枚の絵画を角度を変えて見るとか、平面の絵画に遠近感をつけることにより絵画の鑑賞法が変わるのではないでしょうか。

 しかも今年は「3D元年(テレビ・映画ですが)」と言われていますから。

つづく


Posted by 熱中人 at 18:12
 

削除
ブレードランナーでは、写真の中に三次元データが入っていた?