NHKの迷宮美術館でもやっていない絵画のジオラマ3Dアニメ

2010年10月01日

 私はイラストを描くことは好きでしたが、絵画はそうでもありませんでした。絵画はイラストと違って、描き方によっては「ハッキリ描いてない」ところがどうも気になって、「ちゃんと描けよ!」といつも思っておりました。

NHKの迷宮美術館でもやっていない絵画のジオラマ3Dアニメ

 しかし、絵画のジオラマ3Dアニメーションに熱中しはじめて、特に古くて鮮明に描いてある絵画に興味を持つようになりました。
 平面の絵から「モデリング」するのではなく、その絵をそのまま使って、擬似立体アニメーションを作成できることに気が付きました。それも15年前くらいに発売された、CANOMA3Dという今では販売していない幻のソフトを使ってのことです。

 私のCANOMAの使い方は普通の人と違って、建物や街並みのアニメーションを作るのではなく、CANOMA3Dの苦手な人物を主としたものです。あまりこのような使い方をしている方はいないと思いますが、これが結構イメージどおりに仕上がる?のでストレスはありません。



 とにかく「あのNHKの迷宮美術館」でもやっていない、この絵画ジオラマ3Dアニメーションは、一瞬ですが絵画を描いた頃の時代や、絵の中の雰囲気を垣間見ることができます。私は考古学が好きというわけでもありませんが、とにかく古い絵ほど作成意欲が沸いてきます。(熱中虫が騒ぐのです)

NHKの迷宮美術館でもやっていない絵画のジオラマ3Dアニメ
※オブジェクトの数が多くなるほど、リアルなアニメーションになります。

 しかし中には、途中で断念する物もあります。理由としては、遠近法を無視して描かれている絵の場合に発生します。
 CANOMAは遠近法を基本したプログラムでつくられているので、遠近法を無視した絵をアニメーションにすると、切り抜いた画像が異様な動きになり、アニメーションとして使えない状態になります。そのようなことが幾度とありますと、作成できる絵とできない絵の区別ができるようになります。まあ、お勉強と思えばいいのですが。


Posted by 熱中人 at 16:32
 

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