全体を軽くするには支点の位置を変える?

2010年03月19日

全体を軽くするには支点の位置を変える?

 気軽に撮影をするには、やはり出来るだけ軽いほうが良いと思います。カメラの重さと前部の重さ、それに下部の重さ、その3つの重さのバランスがうまく取れたとき、本体が「ゆったりとしたスローモーションみたいな動き」になるのではないでしょうか。ただバランスを取るのに錘を追加して1キロや2キロの重さになること事態おかしな話でしょう。
特に下部の錘を重くしているのをよく見ますが、個人的な見解ですが下部の錘はそこまで重要ではなく、重要なのは支点のジンバルと前部の距離ではないかと思います。
たとえば、ゆっくりと左右にカメラを移動するときに下部の錘も同時に移動しなければならないのですが、下部の錘が重すぎるとカメラの後からついてきます。それから重いのでカメラを止めると下部の錘がストップできなくて「ブレ」ます。これは横だけでなく、縦ブレも同じではないでしょうか。

全体を軽くするには支点の位置を変える?

 上の写真でカメラの後部のアルミパイプ左右にドリル穴がありますが、最初はカメラの位置が後ろの方にありました。このときの錘は上に8枚下に6枚前に2枚のワッシャーを取り付けてバランス調整を行っていましたが、「何か違うんじゃないか?」と思い悩んだ末、カメラも錘も全部外し本体だけでバランスを取ってみました。するとバランスの取れる位置が8cmほど前に移動したところがベスト?ポイントではないかと思い、新たにその場所に取り付けた次第です。


全体を軽くするには支点の位置を変える?

その甲斐あって、下の錘はワッシャー2枚、全部の錘は5円硬貨4枚それにカメラの後ろには5円硬貨12枚とすごく軽くなり、手に負担がかからないようになりました。
下部の錘と長さは動物で言うと「尻尾」みたいな物で、長くてもいけないし重くても負担になります。

つづく





Posted by 熱中人 at 13:22
 

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