今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。

2010年12月31日

 手描きのイラストでも、スムーズな曲線を描くのは簡単ではありません。いろんな方法で人物画や風景それに、キャラクターなどをイラストレータやフォトショップを使って描いている人が沢山います。
 
 しかし問題はどんな画材や絵具を使おうが、最後の仕上がりが重要なのです。ノーマン・ロックウェルも最初は、普通の作成方法でした。途中から写真を使った作成方法になり、全体のデッサンバランスや顔の表情までリアルな「絵」になりました。
 ペーター佐藤氏の作成方法もやはり、写真を使っての作成方法ですね。大きなキャンバスに写真を投影して、輪郭をトレースするわけです。この方法だと90%正確なイラスト画が誰でも描けるのですが、しかしそこからが本人の感性と技術になります。

今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。

 Toon image movie の作成方法は、ただ写真を加工するのではありません。デジタルで作成するわけですが、工程はアナログ的な作成方法です。

 まず写真から、最大限に輪郭を抽出するところから始まります。それから粗い輪郭線を滑らかな線に変えながら、必要のない「ゴミ」を取り除いていきます。

今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。



エッジのポスタリゼーションを修正する

 エッジのポスタリゼーションを使うとどうしても、色数が少ないために納得できない色合いになります。しかし「粒状フィルム」を使って100%取り除くと、あまりにもイメージとかけ離れた色合い(明るい色)になるので、70%くらいに抑えます。
 その後もう1回、色合いの微調整をしなければなりません。

今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。



元画像の調整も必要です。


今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。

 高解像度の画像は必要ないところまで、輪郭が抽出されてしまいます。そのような時には処理する前に、全体に「ばかし」をかけます。

今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。

 BLUR[1]は、標準の「ぼかし」を2回使用しています。

今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。

 BAUSSIAN BKUR[1] は、「ぼかしガウス」の1pxを使用しています。お解かりのように画像をぼかすことによって、細かいところの輪郭線画が抽出されないようになるのです。

今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。

   ほぼアクションは出来上がったので、
   2011年は動画作成の記事を予定しております。
   ご観覧くださいました常連さま、ありがとうございました。


   
2011年につづく


Posted by 熱中人 at 09:18
 

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今年は発見は「オリジナルスムーズ」の作成方法でした。