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Posted by みやchan運営事務局 at
 

2011年02月24日

「画用紙に描かれている」ように魅せる。

 写真画像を使って「水彩画風」に見えるようにするには、色々なフィルターを駆使しなければなりません。

 濃い目の鉛筆画の雰囲気を出すには、鉛筆の「かすれ」や迷い線を表現しなくてはなりません。画用紙のでこぼこの上に、鉛筆で描いた線を理解するのであれば、描いた線をルーペで見ると良く解ります。その雰囲気を Photo shop のフィルターを駆使して再現すればいいのです。


  
 水彩画風の色合いや、「色の濃淡や色のはみ出し」の雰囲気を出すことにより、それっぽく見えてきます。私もこの、アバウトな色合いと雰囲気が好きです。


 元画像を使ってカラーの部分を作成するには、2つのフィルターとカラー調整が必要です。

 最初に「レベル補正」を使って、画像を明るくします。次にフィルターの「パレットナイフ」を使い、画像に変形をかけます。そして「水彩画」などを使ってアバウトな雰囲気にしていく訳ですが、その途中のカラー調整などが微妙なので、アクションで保存していないと同じ物ができません。



 Photo shop のフィルターの中に「水彩画」というのがありますが、そのフィルターを使えば写真が水彩画風になるわけではありません。

 ご存知のように鉛筆やペンで描いた、線画に着色するのが水彩絵具なので、写真にフィルター処理しても水彩画風とは程遠いものになってしまいます。

 実際に水彩画を描かない訳ですが、作成方法は水彩画と同じやり方になります。線画を作成して、その上に水彩画風に作成した画像を重ねます。

 その後はキャンバス風にするため、「ノイズやテクスチャーライザ」などを使い、出来るだけ「画用紙に描かれている」ように魅せるというのが、実に面白いところでもあります。




つづく
 


Posted by 熱中人 at 13:10