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Posted by みやchan運営事務局 at
 

2011年01月13日

最大限に手描きの雰囲気を残しながら、プロのタッチに仕上げる。

 いろんなソフトやアイデアで画像から線画にしたり、スケッチ画風やアメコミ画風の画像を作成している動画や画像が沢山世の中にはあります。
 しかし問題は、それらしく見えるか見えないかにあります。それにはやはり手描きに見せるために、雰囲気が出ていなくてはなりません。

 画像を線画に変換するというと、一般の人には意味の無い問題かもしれませんが、絵画やイラストレータそれに絵を描くことに興味がある方にとっては、とても気になる問題でもあります。



 Toon image も Toon image movie と進化?していますが、少しずつ変化しています。最初の頃はどうしても「ペン画風」に拘って、夢中になって試行錯誤していました。
 静止画用 Toon image は、何とか「それっぽく」出来上がりました。しかしその次の Toon image movie では、処理時間の問題で悩むことになりました。

 静止画では1枚処理する時間は気にもなりませんが、動画の場合では3000枚や5000枚処理する場合、24時間や48時間必要になります。この時間を短縮するには、アクション工程を短くしなければなりません。
 特に1つの処理に5秒かかるフィルターなどを使わず、同じような結果のでる違う方法を見つけださなくては処理時間は短縮できません。



 そのようなアクション工程の追加や削除を行っていると、偶然にも面白い発見があります。
 例えば「シャープ」を使わなくて「塗料」を使うとか、「明るさ・コントラスト」を使わないで、「粒状フィルム」を使うとか、とにかく「ハマって」しまうのです。


プロでも難しい、手馴れたタッチを再現する。
 
 Toon image や Toon image movie の最大のポイントは、線画抽出力もありますが、それ以上にインパクトがあるのが「スムーズな線画」でしょう。この線画のスムーズ処理は、最初は細く途中で太くなり最後に細くなるという、手描きの方法に似ています。



 そして「程よい黒ベタ」も、アナログっぽい感じが出ています。このモノクロタイプは、静止画も動画にも反映されています。実際この感じを出すまでに、かなりの時間を要しましたが、ようやく出来上がりました。



 しかし今後動画でのテストや、アクションの線画レベルやスムーズレベルの向上で、今より処理時間が早くなるとか、今よりスムーズになる可能性はあると思います。

つづく

 


Posted by 熱中人 at 10:35